それっていいこと? | もうひと花咲かせます

もうひと花咲かせます

『妻が夫を捨てるとき』の花子と息子吾郎の
その後・・・のおはなし

昨日、吾郎は元夫の一郎さんと2人で会っていました。

朝8時に迎えに来て、夜8時まで一緒に過ごしました。

春休みということもあり、夕飯まで一緒に食べて帰ってきたのです。




公園に行ったり、科学館に行ったり、買い物に行ったり、1日じゅう2人で楽しく過ごしたようです。

吾郎は、いつも特には何も語りません。

ああだった、こうだった、ということは、自分からはあまり話しません。

私もあえて、「どうだった?」とは聞かないようにしています。

どこへ行って、何をしたか、くらいは確認しますけどね。




昨日帰って来て、吾郎がこう言いました。



「車で、●イク(消費者金融の名前)のキャッシュコーナーの横を通ったんよ。

そのとき、パパに、●イクって何?って聞いてみた。」




「そしたら?」




「一瞬ギクッとした顔してからね、お金を借りるところって言ったけんね、『それっていいこと?』って聞いてやった!」




「えっ!うそ!(笑)」




「でもそれには答えないで、なんか変な話をし始めたよ。」




「どんな話?」




「たとえば、パパが会社の社長だったとしたら、従業員に給料を払わないといかんやん?

でも、会社の成績が悪くて、社員に給料が払えない月があるかもしれんやん?

そういうときは、そういうところでお金を借りたりするのもしょうがないんだよ、ってさ。


なんか、そういうこと色々言って、うまくごまかしてたよ。」




「ふ~ん。」




一郎が会社の社長で、従業員に給料が払えなくて借金をしたんだったら、私はポイッとはしなかったでしょうけどね(笑)

パチンコやら飲み代やら出会い系サイトの支払いのために何百万も借金した男から、こんな話をされてもねぇ(-з-)

吾郎も同じように思ったようです(^▽^;)




その後、6月には法律が改正されて、簡単に借金できなくなるとかなんとか、そんな話をしてたそうです。

何のことだか私にはよく分かりません(笑)




いつまでも子供だと思ってた息子から、「借金することって、いいこと?」って聞かれてどんな気持ちだったでしょうね。

私が「パパに聞いてごらん。」と言ったわけではありません。

吾郎の意思で聞いたんです。

きっと吾郎の中に、父親が借金を繰り返したという事実について、何らかの思いがあったのでしょうね。

それについては、私も包み隠さず話してきましたから。

吾郎は私同様、借金というものに嫌悪感を抱いています。

そのせいで、家族が別れ別れになったわけですからね。





私も、昨日一郎と会って、色々感じることがありました。

ああこの人は・・・

と思うことが、たくさんあったんです。




まぁ、その話はまたいずれ(笑)



にほんブログ村 家族ブログ シングルママへ


人気ブログランキングへ