きゃおりーぬです。整え番です。
栃木県大田原市で10年と少し、整体師をしています。
アクセスバーズ、というヘッドセラピーをやる回数が増えてきたり
講座を開催することができるようになったりしてから
わたしの現実が変わってきたよ、という話の続編です。
まだ読んでいない方はこちらから。
自分のいる世界に違和感を感じてきて、
自分の力で食べていけるようにと整体を習い始めたところまで書きました。
先生にも言われたけど、わたしはめちゃ焦ってたと思う。
すぐに、何者かにならなきゃ、間に合わない！
今思い返すと一体なにに？だらけな焦りだけど
その頃はちゃんとやらなきゃ、早くやらなきゃ、しっかりしなきゃ、
ばっかりだった。
実家の両親のことも、わたしがなんとかしなきゃと思ってた。
誰かに何かを頼むこともできないのに、やってくれないと文句を言って
あなたも大変だろうけどわたしだってすごく大変！！！
だから仕方ないの！！！
どうしてわかってくれないんだろう？
みたらわかるでしょ？わたしがどんなに大変か！
みんな勝手なことばっかり言って！
わたしはこんなに大変なのに！！！！！
今思うとこれは、母のものだったな。
母がそうして生きていたから、
わたしもそうやって生きることを選んでいたんだな。
わたしは父が大好きで、父はユーモアがあって、歌が好きで、
いつも替え歌歌ってて、
コーヒーを豆挽いてサイフォンで淹れる人で、
だからそういう要素をたくさんもらったけど
母の家族を背負って苦労してきた人生を
なぞろうとしてたんだな、きっと。
わたしは母も大好きだからね。
この前面白かったのが、母が、
「そんなに歌うのが好きなんだったら、歌手にならせてあげればよかったね」
みたいなことを言ったんだよね。
歌手になる道を選ばせてあげてもよかったな、みたいなこと。
母の許可があったら歌手になれるってもんではないんだけど笑
それが選べるなんて思ってなかったもんなーーー。
最近はボイトレに通ったり、ギターを習って人前で弾き語ってみたり、
なんなら勝手に「singerです」と名乗っても別にいいんだよな。
自分の自由を奪うのは自分しかいないんじゃないかな。
アクセスバーズに初めて出会ったのは2012年とか2013年とか。
その頃、栃木県でなんだか流行り出して、なんだかみんな楽しそうで、
気になってセッション受けて、気になって講座も受けた。
セッション自体は、寝てたので、気持ちよかった。
1時間とか昼寝できたら気持ちいいよね？
で？
って感じだったw
だけど、昼寝した時とは何か違う、軽さがあった。
それから、やっぱり気になるので、そのセッションをしてくれたお友達から
講座を受けることにした。
講座はおもしろかった。
訳わからないことも書いてあった。
でも、今まで信じてきたこと、守り抜こうとしてきたこと、
それらを否定はしないけど、
角度を変えてみた時に、同じように大切なことだったか
自分を犠牲にしても守らなきゃいけないことだったか
今日美味しいと思ったものを、明日も美味しいと思うべきなのか
疑問を持たず当たり前と思ってきたことに対して
本当は違和感を持ち続けていたことに気づくきっかけになるようなことが
たくさん書かれていたんだよ。
それでもね、それまでの約30年？40年？生きてきたやり方を
ころっと変えることができなかった。
そのやり方に体が慣れていて、居心地が悪いのが普通で、
安らかで喜びに溢れていて豊かさに満ちている、
目の前にすでにありそうな場所が自分の手に入るんじゃないかと思うと
きっとものすごく怖かったんだよ。
だって知らないんだもん。（でも知らない、というのも幻想）
だけど少しずつ少しずつ、自分がそっちを選べるんだ、選んでいいんだなって
ちょっとずつ進んできた。
数年前には結構すごい爆弾が落ちてきて、
これでもか！これでもか！これでもわかんないのか！！！って
めっためた？にやられてさ。
（その話は、直接話す機会があったら話すね）
そこから離れる選択をするか迷ったけど
どこにいてもわたしがわたしであればいいんだって思えるようになってきて
10年前に何者かになろうとして焦っていたわたし、
ちゃんとしようとしてやり方がわからなくて自分を責めていたわたし、
なんだか遠い存在になってきたよ。
アクセスバーズのセッション受けたり、講座受けたりしたからって
あなたもこうなります！
とか全然なくって、自分がただただなにを選ぶか、だけなんだよ。
でも選び慣れてない時は迷うし、正しい方を選びたくなるし、
誰かにその正しさを証明して欲しくなるし、
だけど、アクセスではそれが間違ってるよ、とも言わないの。
迷いながらでも、うまくいかないことばかりでも、
とにかく次を選ぶ。
そしたら、そのうまくいっていない場所から
一歩別の場所に行けるよね。
その可能性を選び続けてみようか、もしあなたがやりたかったら。
そのための援助を、この講座が、セッションが、してくれる。
わたしは、バーズできる人は、講座を開催できる人たちは、
それをおすすめしてるだけ。
ガマンできなかったわたし、が、ガマンしないでいいや、って事を
ただ選び続けているだけなんだよ。
その選択が、どんどん連なっていくことで、これまでとは違う現実を
常に創り続けているんだよ。
これまでとは違う現実を創り出すには、
ただ、これまで選んでみたことがなかった何かを選ぶだけ。簡単でしょ？