大好きな友人
その友人の男友達
わたし
3人で、楽しい時間を過ごした。
初夏の緑が、明るく眩しい日だった。
その日が過ぎて
わたしはその男友達と
仲良くなった。
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仲良くなったっていうのは
いわゆる男女の関係ではなく
強度の繊細さと、曖昧な感覚を持つ2人が出会って
言わなくても通じてしまう感覚があるよね、
っていう心地よい関係。
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そして
わたしの大好きな友人は、
私にすごく嫉妬した。
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とてもとても安定した人だと思っていたけど
あまりにも取り乱していて
目に見えないはずの感情の渦、
彼女の苦しさ、怒りや、抑えられないもどかしさを
私は、そこに見た。
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彼女は前に
「母に愛されなかったんだよね。」
って、告白してくれた。
若い時に恋愛結婚をして
愛に溢れる旦那さんと可愛いお子さんに恵まれて
仕事も楽しくて
友達も趣味もいっぱいで
キラキラしている友人の
一部分ではあるけれど
圧倒的な苦しさが、まだそこに居座っている。
「母に愛されなかった。」
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100個のうち
99個、明るさや幸せで埋め尽くしてきた。
だけど、最後の1個が、どうしたって埋まらなかった。
そんな風に感じる。
そして、それは、もしかしたら
私にも、これを読んでいるあなたにも
少なからずある感覚かもしれない。
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だから、世界には
もしくは、この星には
ありとあらゆるものがあるんだと思います。
大地があって
水が流れて
草が茂り、木が生える。
花が咲いて、鳥が飛んで
人も動物も虫も、微生物も、
すべてがここにあるんだと思います。
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愛されなかった、
そんな感覚があったとしても、
絶望しなくていい。
周りには
愛する対象が
たくさん、たくさん散りばめられていて
愛することが
本当に望むことだったと
分かった。
私は、大地や水や空気や
小さな生き物が大好きで愛しているのです。
それだけで、私はとてもとても
すでに救われているのです。
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愛されたかったんだけど
愛されない。
そこに、ずっといた。
愛される努力をすればするほどに
苦しくなっていた。
反対に
周りを愛せば愛すほどに
満たされてゆく。
そして、自分を愛するところに
気づいたら、たどり着く。
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彼女の剥き出しの嫉妬に対して
私は彼女に、
あなたが大好きであることを伝えた。
どんなに辛辣な言葉をかけられても
怒りも、嫉妬も、苦しさも彼女の
大切な感情。
驚くほどに
私にとってのダメージにはならなかった。
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彼女は、だんだんと落ち着いてきて
私のことを最後には
「大好き」
と言っていた。
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嫉妬も怒りも
愛されない苦しさも
不安も恐怖も
もどかしさも切なさも
こんな風にして
移ろいでゆく。
必要な経過を経て
安心を得て
落ち着いて
愛にたどり着くようになっている。
真、善、美。
ってこういう感じなのかな。
そこを見ていきたい。
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