郭巨山の今年のクジ順は・・・
山十三番。
前祭の舁山の殿、放下鉾の前でした。
山一番のトリプル、ターキーはなりませんでした。
郭巨山では副行事という当番役があって、
吉符入り式のお供え物手配
クジ取り式出席（予備クジ、本クジを引く）、
当番表（祭事日程、山建て時の役割担当、神前当番時間、チマキ売り当番時間）の各戸配布
清祓い式（御山のお祓い）出席
巡行でのクジ改め（正使、副使）
巡行終了後のお下がり配布
足洗いの接待
などの役をします。
今年の郭巨山の副行事は
町内、四条京町家の２階を借りて観光事業、出版事業の会社の代表のＷ村君、
郭巨山保存会長の息子さんの知人で保存会特別会員の税理士のＴ田君の２名。
昨年のクジ順で予備クジ（本クジを引く順番）を引くのがＴ田君で
本クジを引くのがＷ村君と、二人で決めていました。
朝８時、切り火で見送られ、市役所へ向かった二人でした。
午前１０時４０分ごろ、「山１３番でした」との知らせが入りました。
帳尻が合ったなあ、なんて町内では言いながら山鉾町社参を終えて帰ってくる
二人を待ちました。
市役所控室で引く予備クジは１２番。ラス前でした。引くときは残り２つ。
本クジでは先ず四条室町交差点まで等距離の鶏鉾、月鉾、菊水鉾が
クジ取らずの長刀鉾、函谷鉾に続く順番を決め、
今年は菊水鉾、鶏鉾、月鉾の順となり、クジ取らずの放下鉾、岩戸山、船鉾が続きます。
さて前祭、舁山の順番は・・・
予備クジ１番の山伏山が４番、以下、
保昌山が１２番、
霰天神山が７番、
蟷螂山が１０番、
油天神山が８番、
孟宗山が３番、
太子山が６番、
伯牙山が５番、
木賊山が９番とここまでde
１番、２番、１１番、１３番が残って
３年連続「山一番」の期待が膨らみましたが、
１０番目の占出山が見事１番を引き、
芦刈山が２番を引いて、１１番と１３番が残ってしまいました。
１２番目の郭巨山は残り二つから見事に１３番を引き、昨年との帳尻を合わせました。
役目を終えて帰って来た二人は責任を感じていたそうですが、これも時の運。
気楽に行こう！朝の御山飾りが楽でいい！なんて声をかけましたが・・・
ここだけの話、もし、３年連続山１番なら、町内で募ってサマージャンボ宝くじを買おう！
と計画していました。
平成１２年に予備クジ１番、本クジ１番を引いたときに、町内で丁度７月１７日発売の
サマージャンボを１口３０００円で募って団体買いをしました。
１００口以上集まって（新聞記者も噂を聞いて仲間に）３０数万円で
巡行帰町後ただちに副行事二人に四条大宮まで買いに行ってもらいました。
買ったクジの番号をコピーして配って当選発表を待ちました。
結果は１口あたり８００円足らずが返ってきました。
運はクジ取り式の７月２日に使い果たしたことと相成りました。
チャンチャン。