宵山、巡行の警備 | コバやんの祇園祭レポート&雑記帳

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京都・祇園祭の山鉾町で生まれ育ったおっさんのブログです。

平成26年から後祭山鉾巡行が復活します。巡行路は前祭の逆コース。
 
平成26年7月24日
 
後祭山鉾巡行
  午前 9時30分 御池烏丸 集合出発
 
           御池高倉 くじ改め
 
    10時 2分 御池寺町 後祭先頭通過          
                            
    10時 5分 御池河原町 後祭先頭到達                            
    10時40分 四条河原町 後祭先頭到達                        
    10時43分 御池寺町 後祭全山鉾通過
                                      
    11時22分 四条烏丸 後祭先頭通過(流れ解散)
 
    11時30分 四条新町 北観音山、南観音山、大船鉾、
                順次辻回し、各町内へ。
 
花傘巡行           
      10時00分 八坂神社 花傘巡行出発
 
      10時20分 四条河原町 花傘巡行先頭通過
 
           四条寺町を北上
 
    10時38分 四条河原町 花傘巡行最後尾通過
 
    10時48分 御池寺町 花傘巡行先頭通過        
 
           御池通を東行 河原町御池を南行
 
      11時19分 四条河原町 花傘巡行先頭通過
 
      11時43分 八坂神社 花傘巡行解散
 
 
すなわち、後祭山鉾巡行は9時30分に御池烏丸を出発、
      花傘巡行は10時00分に八坂神社を出発。
       後祭山鉾巡行の御池寺町の通過後、
       花傘巡行は御池寺町から四条河原町まで
  後祭山鉾巡行に随行し、四条河原町で西と東へ分かれる。
御池寺町10時02分から四条河原町10時40分の
後祭先頭通過時刻の間、後祭巡行と花傘巡行が
1列に繋がることになります。
 
約50年ぶりに前祭(さきまつり)16日宵山、17日巡行。
      と後祭(あとまつり)23日宵山、24日巡行。となります。
 
前回触れた「巡行宵山警備協力金」は自主警備費用、広報活動、大船鉾巡行協力金、信号機移動費、ボランティア・アルバイト増加分、保険料増加分、清掃費用増加分などで3000万円強の額となり、府、市、市観光協会、資源保護財団などの補助により、山鉾連合会の自主財源としては1000万円ほどの額だそうです。
 
この1000万円を各山鉾33ヵ町で均等に5万円(合計165万円)。
残り865万円を各山鉾町の直近2年間(平成23年度、24年度)平均の経常収入の割合で負担金を産出。ということで、数十万円といわれた額はもともとの連合会費25万円(年額)に+5万円+経常収入の割合ということでした。
 
これまでからの会費25万円以外に郭巨山では17万円強(5万円+12万円強)という額で、町内としては協力しよう、ということになりました。
 
初年度の今年の状況から次年度以降「協力金」の総額は見直されます。
来年の産出額は「山1番」を引き当ててチマキの収入の上がった24年度、25年度の経常収入額から計算されるので、どんな額になるのか・・・。
 
露店(夜店)の制限
露店は永年に渡って祭に花を添える存在として家族連れ、
青少年の楽しみでもありましたが、
宵山は「京都市の持つ都市機能の限界を超える混雑」ということで、
明石の花火大会の歩道橋事故以降、露店の片側規制、烏丸通への移動など規制が行われ、福知山の花火大会の露店火事事故もあって今年から山鉾町周辺では前祭では新町通の四条~高辻(四条~仏光寺までは東側のみ)、山伏山町の東側、白楽天山町の北半分の東側、のみとなりました。
 
後祭では露店は皆無となりました。
 
出店に際し、火気使用は厳禁。十分な賠償責任保険の加入、ゴミの完全処理が求められました。
 
チマキは生産者の事情により各町内とも2割の減数依頼がありました。
お求めになられる方は早め(14日、15日)に出向かられるようにお勧めします。
 
後祭にも御池通の寺町~河原町に観覧席が設けられるらしいです(金額未定)。
 
後祭の町内の前祭での縁起物販売は町内まちまちで確定していません。