京春線「金裕貞駅」から徒歩約5分のところに作家金裕貞(キム・ユジョン)の生家を含め、文学村があります。

駅名にもなっている金裕貞という人は韓国の有名な作家です。1908年2月12日に江原道春川のシルレ村で生まれました。生まれつき体が弱く、闘病生活をしながら執筆活動を続け、1937年3月29日に29歳の若さで亡くなったそうです。

 

彼の作品は韓国の教科書にも載っている有名なものばかりだそうで、韓国人なら一度は読んだことがあるほどだそうです。

金裕貞文学村には金裕貞の生家をはじめ、作品の記念展示館や作品の舞台となった場所があります。
一番の見所はやはり金裕貞の生家です。ここに入るには入場券(2,000ウォン)を購入する必要があります。

 

 

チケット売り場 / チケット


この入場券で金裕貞の生家と金裕貞イヤギチプの2ヶ所に入ることができます。

 


外観
 
入口 / 案内図


中に入ると右側に記念展示館、正面に生家、左側に蓮池と亭子があります。

 

生家

  
記念展示館 

 

 

 蓮池


この方が金裕貞作家です。生家の前に銅像がありました。

 

 

金裕貞の銅像

 

敷地内は自由に見学することができるので、生家の中に入って当時の様子をうかがうってみてください。

 


生家を出て次に行ったのは金裕貞イヤギチプです。ここに入るには金裕貞の生家の入場券の半券が必要です。

 

 
金裕貞イヤギチプ外観 / 観覧案内図

 

展示館の中は3つゾーンが分かれています。

第1ゾーンは1人の人間としての金裕貞の生涯を紹介しています。

 


第1ゾーンの展示


第2ゾーンは金裕貞の作品を年代別に紹介しています。

 

 

第③ゾーンは彼の作品を新しい視点で解釈した内容に関する展示です。

 

 

 

展示ゾーンの隣にはブックカフェ、コミュニティルーム、映像館などの施設もあります。

 

 
    ブックカフェ / 映像館

 

この他に金裕貞文学村には陶磁器体験館、韓服体験館、染物体験館、民画体験館など施設もあり、事前に申し込みをすると様々な体験をすることができます(一部当日体験可能)。

 

 
文学村の様子 / 陶磁器体験館

 


観光案内や企画展示室のある浪漫ヌリという建物

 

金裕貞文学村は施設全体はコンパクトにまとまっているので1~2時間あればゆっくりと見ることができます。人としての金裕貞、作家としての金裕貞を知ることのできる場所です。興味のある方はぜひ行ってみてください。


金裕貞文学村


住所:江原道 春川市 新東面 シルレキル 25  
観覧時間:9:30 ~ 17:00(冬季)、9:00 ~ 18:00(夏季) 
※休館日:月曜日、1月1日、ソルラルおよび秋夕当日
入場料:2,000ウォン(金裕貞生家、金裕貞イヤギチプの2ヶ所)
ホームページ:http://www.kimyoujeong.org/(韓国語)
アクセス:京春線清涼里駅⇒金裕貞駅で下車、徒歩約5分

 

 

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