ちょっと横道に反れましたが・・・釜山の話にまたお付き合いください
「甘川文化村(감천문화마을)」の次に行ったのは「宝水洞本屋通り(보수동 책방골목)」です。
宝水洞本屋通の入口
ここは朝鮮戦争(韓国では韓国戦争という)後、臨時首都となった当時に非難してきた人たちが暮らし始めて村が形成された場所。村ができ、学校ができて学生たちが行き交うようになりましたが、当時の社会は貧困が激しく、書籍の出版文化が根付かず学生や知識人たちが勉強をしたくても本を手に入れるのが難しい時代でした。
このような状況で露天の古本屋の需要と供給が増えたことで店舗が増え始めて60~70年代には70店舗以上にもなり、学生や知識人たちが自分の貴重な本を売っては必要な本を手ごろな値段で買って学問に励んだとい背景があるそうです。
(ここまでの内容はこのページを参考にしました)
古本屋さんが並んでいる通りは現在は200mくらいしかありませんが、各店舗の前にはずらりとたくさんの古本が積まれています。
古本の種類は本当に多様で、辞書や図鑑、雑誌、小説、エッセイ、絵本などないジャンルはないと言ってもいいかもしれません。外国図書もあり、日本語の本もありました。
日本でも探すのは難しいのではないかというくらい古い本もありました。
少し閑散とした雰囲気でしたが、静かに自分の好きな本を探すには良い環境なのかもしれません。押し売りとかもないし、ゆっくりと時間を過ごせる場所です。
30分ほどぶらぶら店を入ったり出たりしながら本を見て、一休みすることに。本屋通りの奥の方(入口から徒歩5分)にカフェがあったので入りました。
お店の外観
「Mio8 1/2」というカフェです。
カウンター / 店内の様子
店内はヴィンテージもののレコードやオルガン、棚にはずらっとCDが詰まっていて、色とりどりのカップが並んでいました。
まだ6月でしたがお天気が良くて暑かったのでピンス(9,900ウォン)を食べました!
きなこがたっぷりとかかっていました。練乳をかけてたべました。もちろん中にはあんこが入っていました
宝水洞本屋通は最近になって外国人観光客にも知られてきた場所で観光地化されていない素朴な雰囲気を感じることのできる場所です。
韓国の本屋さんでは見つからないような古書や辞典なども置いてある可能性が高いので、探しに行ってみるといいかもしれません^^
宝水洞本屋通り(보수동 책방골목)
住所:釜山広域市 中区 冊房通り 8(宝水洞1街)
(부산광역시 중구 책방골목길 8 (보수동1가))
ホームページ:http://www.bosubook.com/(韓国語)
アクセス:釜山地下鉄1号線「チャガルチ駅」3番出口から徒歩約15分
NAVER地図(韓国語) クリックすると大きく見えます
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