君との恋は

かなわなかった。


かなわなかったから

いつまでも


白い雲のように

まっさらに

キラキラで


私を呼んでいる。


好きなのか

執着なのかも

わからない思いに

駆られながら


惹かれ

導かれていく

恐ろしい魔力。


人はそこに

何を学ぶの?


ほんとは

知らずに回避

させられた幸福が

かくれているの?


それとも

ただの

かなわなかった恋

なの?


途中で終わった

恋だから


それ以上

好きにもなれず

嫌いにもなれず


いつまでも

心の中で

立ち止まっている。


私はそこに

何を学べば

いいの?


またいつか

君に会える日は

来るの?



私は1人でも

いつかきっと

歩き出す

と思う。



君がいなくても

自分を

 信じて。