どこか遠くへ

旅行に行って

君の話を

聴いてみたい。


今までのこと

ゆっくり

たくさん。


昔、君は育った町を

案内してくれたね。

優等生から

落ちこぼれた話や


親が寝た後に

脱走した話。


今度は

君が過ごした

学生時代へ

行きたい。


離れた土地で

どんなふうに

大人になったのか。


何に

ワクワクし

何に

傷ついたのか。



どうして私は

君の話をたくさん

聴きたいんだろう?



どうして感動して

心が澄んだ時

君に

伝えたくなるんだろう。



不思議な気持ち。

不思議な気持ち。



「隣に君がいてくれたら」

何より思う瞬間です。