帰還 | one day surely

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歯科衛生士と大家さん兼業のママの毎日






父は今朝、母の元へ旅立ちました

昨日から少し具合が悪そうで

でも、バイタルなど数値では異常がなくて

様子を見ていると看護師さんからはこまめに連絡を受けていました



昨日夕方いつものように夕食の時間に会いに行くと

やはり顔色は悪く、心配だったので

私のApple Watchで心電図をとってみたら

心房細動の兆候があると出ました



もう2年前に心不全で倒れてから何度も心房細動を起こし、慢性化していたので

何かできることと言っても酸素吸入くらいしかなく

苦しくなるようならいつでも吸えるように準備をしていただいて昨夜は帰ってきました



その後もいつもと変わらず夜間にシルバーカーを押して部屋の外に出てきたり

朝もしっかりご飯も食べていたそうです



それでも心配した看護師さんが10時のお茶の時間より少し早めに父の様子を見に行ったときには

もう空に旅立った後だったとのことでした



誰もいない時に旅立つのは恥ずかしがり屋で気を遣う父らしいと思います



きっと夜にスタッフに最後の挨拶をして

みんなに心配かけずに静かに帰ったのだと思います



本当に施設の方にやさしくしていただいて

皆さんも泣いて見送ってくださり

感謝しかありません



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全ての始まりである宇宙の源へ

父は肉体という殻を脱ぎ捨てて

元いた場所へ戻って行きました



母を看取った頃の私は目の前にある

母の死という現実しか見えず

ただただつらく悲しい別れでしたが



今は、父をより身近に感じているし

身体の中に温かさを感じます

もちろん悲しいという感情もあり

たくさん泣きましたが

辛いものではなく

父が還れたことの安堵も同時に存在しています




私自身も元はと言えば目では見えないほど小さな粒が集まった集合体のようなものです


今は肉体を持っているけど

脳ではなく、心に感じる波のような光のような 

言葉ではない本当の私の魂を感じるとき

所謂、「あの世」と「この世」にもう境界はないと思うのです



だからさようならではないと思う



温かい体温はもう感じられないし

もうすぐ姿を目で見ることもできなくなる

でも、父という存在は

なくならないのです



いつか私も全ての源へ還る日まで

この身体と素晴らしい時間を生きていこうと思います