贅沢が味に 非ずと味に聞き口の未味の妙味を実と聞く味にこり味に迷いて味なくし | 太陽王法の会

味を求めるとはなんなのだろうか、食文化食文化と言い、時に限りない贅沢をするのが味の如く思っている人々もいる、その贅沢のゆえに逆に真の味を失ってゆく事もあろうに、味覚を求めて凝る、そして迷いてゆく、凝るの文字に疑うという字があろう。疑い迷いて、味というものを失ってゆく結果にならぬ事である。味という文字は口の未と書かれる、口の未に命と一つになる命、その妙味こそ実と聞くべきであろう、命は命をいただいて生かされるのだから。


太陽の法嗣


大日天光子


合掌