病みてゆえ一杯の水のうまさ知る病みと見て人の心の身にしみる病みと得て小さな花も輝けリ病みて食事がとれなかった人が許されて一椀の食事をとる、そこに味わう旨さは格別、この事で贅沢三昧にいた人がその大切さにめざめる。水の飲めない人がその一杯の水の大切さを知り、のんだ時のうまさを心から気付く、病みは人を人本来の姿にかえしてもくれる、病んで自分の心を見つめ、命を考え、そしてまた見舞ってくれる人や家族のありがたさが身にしみて気付かされる、病みを得たから得られる大切なものが沢山ある、それを教えるための病みもあるのだろう。太陽の法嗣大日天光子合掌