隣にだれがいるかも知らず、隣組の交流さえ閉ざした現代社会、闇のような世界である。閉ざすから孤独を生むのであり、開けば広く世界も開き、輝くのである。自ら閉ざしてその孤独を悲しみ、その淋しさ苦しさを嘆く、むかしは窓も扉も開けはなして近所づきあいをし、互いに助け合い、おぎない合い、分けあったものである。その交りをもってこそ流れが生まれるのであり、交わらず閉ざしとどめれば水とて腐るのである。広く開いて隣人を愛せ、人は人の中で人なのだから。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌
https://youtube.com/@dainichi01?si=HWZvzt2KkLOLvyIB