涌きあがる地熱の泉に人集う湯にひたり人と語りて人憩う

温泉は健康の源、大地の底より沢山のエネルギーを一つにして涌きあがってくる地熱の泉、人はそこへとゆき、そこへとめぐりてひと時の安らぎと癒しを得る、湯場に人々が集い、人々が語らう、知らぬ者どうしが裸で出あい裸で語り合う、裸、差別のないすがた、社長も社員もなく、金持ちも貧乏人もない、みな裸ゆえに安心して語らう、人はその静かな語らいの中に憩い、自然の内に癒されてゆく、その湯は大地、地球のエネルギーを一つにしたもの、温泉に裸でつかる時その大地と一つになる、その泉は母なる大地のふところのようなもの、ありがたいものである、このありがたいものと出あえる事がありがたいもの。

太陽の法嗣

大日天光子

合掌

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