亀の歩みは一歩一歩ゆっくりである、人もはじめはこの亀の如くに海にむかって一歩ずつ確実に歩む事である。大地を踏みしめて、目的にむかって一歩一歩歩みゆく、大切な事である。海ヘむかって歩む亀が水を得た時、そこへとたどりついた時はそのゆっくりした歩みとは反対に自由自在にその海を浮ぎめぐるのである。一歩一歩の歩みがどんなにおそくとも、目的たる海についてそこに入りた時は自在を得るのである。大海をわが家として亀は大きく成長してゆく、人もまたそうである。道をめざして一歩一歩、その道を自らの命と得た時そこに自在を得る、真理への道もまた真に欺くの如くである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌
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