夜はかならず朝にかえる。どんなに暗い夜でも朝は誤つ事なくやってくる。夜こそまた朝の親、その朝こそを生むために夜がそこに存在している。これはそのまま命の大いなる教え、神の声なき声でもあり、日々この教えは説かれ示されている。この天地がある以上永遠に。夜の自分、暗き迷いの中の自分、無智なるがゆえの昏さ、そんな自分にも朝の光はかならず訪れる。そのめざめの前がどんなに昏くとも、そのめざめの朝はかならずやってくる、自らの夜をめざめて、その夜を去り脱ければ、そこに朝の光が輝いて注がれる。その光をうけて真のめざめを命にうけ取る。神はただそこに示して私を導いてくれるのである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌
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