全てのまわりにある物を見つめて見よう。衣類は自分の身を守り、飾り、自分のために役立ってくれている。履物やクツは足の下にあって自らの足を守ってくれながら自らの命をすりへらしている。布団達はやさしい眠りに包んで寒さから自分を守り、この命を休ませてくれている。自分のためにそこに存在して、自分のために働き、ただ役立ってくれている。全てが自らのために役立ってくれている。役立つために存在してくれている。その求める事のなにもない物という命に人はもっとたくさんの心を学ぶべきではなかろうか。そこに愛を見られるなら幸せである。天地自然その全てにそれが理解できたらもっと幸いである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌
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