『道は何処にもあり!』
(色と道)
美しき色彩の世界、その色には色としての教えがある。
それを読めるのは人間の心である。
それを読めるように生み出されたのは人間の命の道の為である。
白には白の教えと心があり、黒には黒の教えと心があり、黄色にも、青にも、赤にも、全ての色にはその色としての心の教え、命の教え、生きる世界の心の教えがある。
それを理解し、それを受けとめる事ができるのも人間なのである。
人間は命の為、道の為、それを考えそれを知り、それを理解して涙を流せるまでの心がある。
そのように人間を生み創りた存在とは何であろうか。
人よ、神の心、神の愛は偉大である。
神は子の為にその全てに、その教えと道をおいて、見つめ、時に悲しみ、時に心を痛め、時に喜び、子を心から愛する親の如くに、人を見つめて下さるのであり、人を導いて下さるのである。
人よ、色の中にある心と道、そして生きる目的、目標それを気づく事である。
(私は道である)
人よ、私は仏教である。
人よ、私は神教である。
よいかな全ての仏達の命も、神々達の命も、私の教えの中で一つである。
全宗教は私の命より生まれたのであり、一つの道であり、一つの道と帰るべきものである。
人よ、分けたがえてはならない。
よく真理を見、よく聞き、正しく目を開きなさい。
貴方達は皆、大いなる神の子、その命と抱かれる命なのだから。
考える事、磨く事、鍛える事、育てる事、大切にする事、生かす事、生かされる事。
皆、愛は全ての中にあふれてあるのだから。
怒りに愛はあるか。
憎しみには愛はあるか、ある。
恨みには愛はあるか、ある。
悲しみには愛はあるか、ある。
嘆きには愛はあるか、ある。
苦しみには愛はあるか、ある。
思いやり、情、全てのよき心には愛はあるか、ある。
当たり前に愛は全てにあるが、それは全て因縁によりて生まれ、滅し消えるのである。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌