『命!』
月は闇の中にありてそのまま輝くなり。
その月は月として自ら輝くのではない、太陽日輪に依りて光なり。
されば、その闇の中に光る月はそのまま、全てに示す命とこれを知る事なり!
その命はゆえに、真理太陽によりて輝きゆくを知る事なり。
この太陽大日の法と示して、これを如来の光、神の光、道の光とは教えるなり。
月は太陽日輪によりそいてこそ輝くなり。
これを明と文字と教えて示すなり。
されば、月(妻)は日(夫)によりそいて輝き、日(夫)は月(妻)に光を与え合わせて輝きゆくと示すなり。
この日月の明がまた一切如来の教えにして、神の教えと知る事なり。
闇の中の月こそ法爾自然の命とここに教えるなり。
煩悩即菩提、そのままこの命の相と知る事なり。
その月を月と覚めて輝きゆくには、真理太陽大日に依れとはここに教えるなり。
真理如来の光明、月輪心水と写して一と覚めるのが命の教えと示すなり。
されば太陽に照らされて輝く月の如く、その命は輝きゆくと教えるなり。
それが、命の命としての全ての道と教えるなり。
(月とはその肉体と、その内にありて輝く心、命を顕し教えるなり)。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌