救いは魂、心にこそあり | 太陽王法の会


『救いは魂、心にこそあり!』


その肉体は永遠ではない。

その肉体を癒しても、その命としての魂(霊)、心こそ癒し救わなくしては真の救いにはならないのである。

その心、魂(御霊)こそ永遠なのであるから。

肉体を癒し、眼病の眼を開け、あらゆる神通を示したと言うイエスにおいても、人の心をその力でかえられなかったのである。

なにゆえイエスは沢山の癒し、肉体の奇跡を示していながら、その者達の心を導かなかったのであろうか!

その癒しは心と魂をこそ救う為にあるものなのに。

その肉体は魂(霊)の乗る舟であり、その舟(肉体)を癒し治すのは、その魂を導きゆく為であり、それをこそ智慧をもって説きて救いゆくのが、真の命の救いと申すなり。

山を動かし、木を枯らしてしまう力があって、なにゆえ人の心は動かせなかったのであろうか。

その教えと導きがその癒しとともに示されていないのが、真、淋しいものと言うなり。

人はその魂をこそ救うのが真の救いであり、肉体の癒しは、その為にある神通力なのであるから。

神通力、神力はその魂(心)をこそ癒し、覚めかえして、救う為にあるなり。

そのために智慧を大切にして、仏はそれを得るを道の大切と教えるなり。

真の救いとは仮にある肉体ではなく心、魂にこそあると知る事なり。


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌