『子こそ師なり!』
幼児はその親にとってはこれ師なり。
師の全てをよく見つめて一命と聞きて己が命と振り返れば、よく教えこれを受くるなり。
親は子の親なるも、子は親の師これなり。
よくその子の声と姿聞くとは弟子たる親の務これなり。
そこにおいて知らされ、気づかされてゆく自己と覚めば、その命、正とこれ帰るなり。
子の声と姿、これを聞かず見ずして自己中心におしつけて暮らすゆえに、自己の迷いに気づかぬなり。
自己の計らいだけで子の心決めつけても真はなにも見えぬに、子こそ師なりと覚めて、その全てに自己を学べと示すなり。
子は親にその誤ちを伝える一番の師なり。
この心と声を聞けぬから、自己と迷いて、家と家族を苦とは運ぶと知る事なり。
親達は子を見て学べ!
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌