自尊心とは自ら尊ぶ心 | 太陽王法の会


『自尊心とは自ら尊ぶ心!』   


自尊心を傷つけられたと怒るよりも、真実なる自己の自尊心に気づかずにいる自分を悲しめ、哀れめ!

真実と覚めて自らの尊い命と心覚めれば、他の命のまた、尊い事を知りゆくなり。

釈迦仏の示すが如く、『天上天下唯我独尊』と言えるような、自らの真実の命と覚めるが、自らの尊い心と知るとは申せるなり。

真実の命の尊厳と気づかず、真の自尊心、生ぜぬ事と知る事なり。

自らを尊ぶならば、全ての他を尊べる心となして、真実の自尊心、実と成せとは示すなり。

自らのみが尊いと申して自惚れ慢じているような自尊心は、なにをもってそれと証するなり!

真実の命と覚め、真理成道なして覚者にもならぬに真の尊さ、いずこに知ると言うなり。

覚めたる者はみな、全ての命の尊さを知るゆえに、自己の命のまた尊さこれの知りゆくなり。

ゆえによく道と住して道を保ち、自己を正しく保つと示すなり。

この真実の命の道を知らずして、自己の尊さこれの解せぬなり。

ゆえに自己を害い、誤つ生を生きるなり。

真実の自尊心を知る者は、みな道と正して正と生きると知る事なり。

他を害い、軽んじ、悪口し、差別しゆくような者には、自尊心など、そこに無きとは教えるなり。       

自分の尊さを心によく知る者は、他を尊び、全てを大切にして正道に覚め生きると知る事なり。

自らの尊さを心と知らぬゆえに、自己中心に生きて心慢じて暮らすなり!

そのような者においてよく自尊心を傷つけられたと申して怒りゆくとは示すなり。

ゆえに、それを申する前に自己の真なる自尊心と気づかず迷する自分をこそ悲しみ、哀れみゆけと教えるなり。

自らの尊さを知るとは、真実の命と至る事においてのみ実となるとは教えるなり。

そこにおいては、無我大我の自己の生ずるに、自己中心の慢心これの無くなるなり。

この自らの尊い心をゆえに全ては、真と得よとは教えるなり。

自らの尊さを知る者は他の尊さを知り、尊びて生きよ。


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌