一切法 | 太陽王法の会


『一切法!』  


「太陽神大日如来よ!
阿毘羅吽欠は一切の法なれば、妙法蓮華経の題目の法も一切の法にあらざるや!」

我これに答えて申するなり。

『されば聞きなさい、阿毘羅吽欠は太陽の法にして、太陽たる主大日如来の法にして一切なり。』

アヴラカキャ!

即ち、
真と示して、
アビラウンケンと教えるは
地・水・火・風・空・識・の太陽一如の胎蔵界ゆえに、一切と言えるなり。

この世界の王にして主なる太陽なるに、天地大自然万物万生悉くみな、これゆえに一切と言うなり。

法華題目の法、
妙法蓮華経は、
その妙法神秘の真実を知らずして蓮華は咲かず!

開かぬゆえに、その妙法を知らず、それと開き悟らずしては、これ一切とは言えぬなり。

即ち、
太陽大日の昇らずして、蓮池(命)の蓮華(仏性)のまた開かぬなり!

太陽法界宮、
大日如来を否定しては、妙法一と解せず!

また至れぬに、
一切と言えぬはこれ道理なり!

されば知りなさい!

妙法とは、太陽一如と至りて自らの仏性蓮華を開き覚めるのが肝心なり!

それを知らずして、ゆえに一切これとは言えぬなり。

さればよくこれと覚めて、太陽たる大日如来一如と至りて、自ら達の仏性蓮華と開き覚めて悟るを心とせよと教えるなり。

そもそも古来から太陽の事を大日如来即ち、マハ一・ヴァイローチャナと言い、太陽の事を言うと知る事なり。

題目・南無妙法蓮華経と祈り唱える者達は、太陽の法となす者達と気づき覚めて、ただ一心に祈り修せと教えるなり。

花はみな太陽に向かいて微笑むゆえに咲くと言うなり。

そのゆえに花は甘露の蜜を生じるなり!

人の命も太陽に向かいて祈り修して真理真実を開けば、内より甘露のこれと生じるなり!

全ては自らの内なる蔵と開くのが、道の悟りへの道と知る事なり。

妙法一乗とは
また、全ての対立を離れて一となり、全てを乗せる道とはこれも知る事なり。

ゆえに主は太陽神大日如来、毘盧遮那(ヴァイローチャナ)と詣で祈り修し修せと教えるなり。  


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌