仏陀の悟りの境界3 | 太陽王法の会


『仏陀の悟りの境界!3』


衆生よ、いかな民族と申そうが、人はみな平等である!

小さな地球という天地一国に全ては乗りて暮らすに、これをまた大乗一実なると知る事なり。

すなわち一乗一神に乗りて一とは知る事なり!

それを分けて対立し、一を分断なすに、迷愚の海と落ちるなり!

大苦の因縁と生みゆくなり!

私より見れば、小さき地球に争う全てが哀れの一語に尽きるなり!

その全ては、私の『阿毘羅吽欠』と教える五字五指の上に乗りて一なるに、私はその掌に乗せてそれを見つめて見ると知る事なり!

ましてや、私の智見、一文字金輪たる『阿』字の一字輪に乗せて全てを釈すに、そこにおいては、全てを大指、親指の上に乗せて一となすとは知る事なり。

その上でそこに光明を放ちて一となす事を知る事なり。

そは、地球の二百倍以上の大なる光明日輪をして、地球天地を包みて生むと同じなり!

太陽一如の悟りの境界とは、かくの如くと知る事なり。

衆生はゆえに、宇宙意識こそ実と覚めよと教えるなり。

されば小さな事で迷い煩い、悩み苦しみ、争いゆく事のいかに愚かが解せるなり!

みな無知無明ゆえに自ら一人一人が持つ、命の内にある偉大なる真理への道の扉が見えぬなり!

宗教の対立など、宇宙意識より見れば、蟻の争う姿と同じなり!

そのような哀れで無知なる生を棄てて離れなさい!

私はその為に一切智々を大と開いて一切の衆生を導き入れて大と覚め悟らしめて真の命と生むとは知る事なり。

大日如来は、あらゆるところに遍在する真理の教えを監察し字輪三昧によってあらゆる人々の世界を利益し、そして人々の世界において全ての働きを成すと共に、字輪によって如来の内なる悟りの徳を示す事が、秘密曼荼羅品第十一に説かれる!

この諦をすなわち、一万数千の教えを文字とあらわしめて、転じている私の今の姿と写して見よと示すなり!

すなわち私はまた、あらゆるところに遍在する真理の教えを観察して字輪三昧によって、これをあらわし示し続けて一切の無知無明を破り、光明の智見と至らしめるに全ての世界の人々に、真理の智見を与えて、その命を導き、大いなる利益をなすと知る事なり!

これそのまま、大日の実証にして、印とこれを知る事なり。

(私は太陽の法によって実と導かれ、その神秘偉大なる命の道と修し修して大いなる悟りと智慧を得て、今の命と生まれるなり!

この偉大なる命の導きの世界は一人一人の命の内にあり、ゆえにその心の扉を開きなさいと教えるのである。

無知無明の私から今の私と生まれ、その悟りの智慧を説く命と生まれて、この命の偉大なる世界を教えるなり。

心の扉を開きなさい!

そこにこそ真理真実への道があるのですから!)


太陽の法嗣

大日    天光子

合掌