『自ら求めて苦しむは人!』
欲望し、求めたところから生じた苦しみはみな、自らが生みたるものである。
その欲望を生まなければ、その苦しみも生じなかったのであるから。
それを妻や夫のせいにしたり、家族、会社、国、社会の責任にしたりする事は、全て妄迷の行為である。
そのような心で生きるから新たな苦しみを次から次へと生じるのである。
このような自己中心的な心は捨てる事である。
そして、その苦しみはそれを欲望し、求めたところから生じるのであると覚めて、足りるを知った生活、今の自分の分を覚めた生活をする事である。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌