『無上!』
無上とはこれ、一なり、一ゆえにこれ無上と言うなり。
無上とはこれ0なり、0ゆえにこれ無上と言うなり。
それを、二、三、四、五と分けて無上と言うのは道理になきとは教えるなり。
下ありて無上これに非ず、上があり、下があるなら、下は上にもなり、上は下にもなりえるに、真の無上とは言えぬなり。
無上をゆえに、一と示して、0と示して、他にあらずと教えるなり。
すなわち、宗教において互いに分け互えて争う世界に、無上の大覚は実とあらずなり。
一ならずして無上無く、一即全・全即一の一体大調和こそが、無上の真実道理と知る事なり!
これを真実の一乗大乗と申し、一神大理とこれを教えるなり。
二、三、四、五、万数はみなこれ一より生起するなり!
一なくばすなわち全無く、全は一より生起し、一と回帰するなり。
一切の諦はすなわち是れなり。
この一をゆえに無上の上と言うなり。
『上が無く、下が無いゆえに、無上と言うなり。
ゆえに、一と言い、0と教えるなり。
この意と解せず無上と言うは誤ちなり!』
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌