『学問・芸術はなんの為になるか!』
どんな学問も、どんな芸術も、世界の人々の為にならなくしては真の意味を無くすのである。
それが世界と人々をよりよき道へと誘うものである事が大切なのである。
それが人々を命の世界へと導き、その命を昇華せしめる道となるならそれを学問と名付け、真の芸術と呼びえるのである。
学問も芸術も、その目的とするところに命と世界の大いなる道とひとつにならなくしては、その存在の意味を無くすからである。
この意味するところをよく知りて、学問を生かしてこそ真の学問と言えるのである。
その芸術を芸術として昇華せしめてこそ真の価値となるのである。
単なる形式的な手段や、学問の為の学問で終わるならば、命という大いなる道において全く意味を無くすのである。
芸術もまた、単なる芸術の為の芸術、自己満足の為の手段であってはならないのである。
それが自らの命を命として育て、世界と命の為になり、他の多くの命を育て、形成する道へと昇華せしめる事が、第一の肝心なのである。
そこにこそ学問と芸術の真の意味と、存在の価値が生まれるのであるから。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌