『膳と養生!』
月(命)を善と並べるのが膳是れなり。
月はこれ汝の命これなり。
月の台はゆえに汝の胎これなり。
月の蔵は汝の臓これなり。
月はこれ汝の命と知るを忘れてならぬと示すなり。
その月は日の光を写して明と生まれるなり。
その月(命)を善と生む為にこそその膳を整え、正と食せと示すなり。
善の命と変えゆくゆえに薬となると知るべきなり。
力となると知るべきなり。
悪と変えれば、毒となり、病みの因となるに全てはその命の道と覚めて、膳を正しく整え正しく用いて生きよと言うなり。
よく大国(黒)と入れて膳をつくる者はゆえに、全ての命(月)を善と整え心とせよと言うなり。
その膳を整えるのはゆえに仏者宗教家の修行の一と教えるなり。
仏とはこの膳をよく整えて、全ての衆生に与え生きると知る事なり。
生かしめるゆえに、仏の膳は、全てを生かする膳と言うなり。
台所をあずかる者はこの膳一字の心を道と見よとは教えるなり。
善と月(命)に食せしめるは神仏の道とはこれを教えるなり。
『神仏の膳は万命を養生す。
ゆえにこれを万道の薬膳と言うなり!』
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌