『仏の一字、仏を教えて!』
仏とは命と結ぶとこれを示すなり。
その(ム)とは無にして無我にして無大の命、これをして仏とそこに示すなり。
この(ム)とは無にして、無とはこれ一切の母なるにムをまた母と読ますと知る事なり。
この母とは、
万界万命、
万法万教の母にして、無大の母、全ての母を示すなり。
されば、
仏をイ(命)、
ム(母)と示して、全ての命の母とも言うなり。
無とは母これなり!
これ一切の母なり。
無我大我、
無大の母、即ち、万界万生の母にして、万法万教の母にして一切の母、これを無とは教えるなり。
されば
一切はただ、
そこより生ずと教えるなり。
仏とは、
その無(ム)の命(イ)これを声字、文字に秘めてあらわし教えるなり。
されば
そのムをして、(私)と教え示する秘密の甚深を知る事なり。
大いなる無と、
自己、私のム(無)と、一命一実と結ぶゆえに大いなる命、仏陀の誕生なると示すなり。
無一物にして
一切、本来の命と覚め悟れと教えるなり。
『仏』の文字をよく見よ!
(イ+ム)と示して仏と教えるなり。
イとは人にして命これなり!
ムとは、
ムにして無大、
無量、無限、
無尽、無我の大いなる命の事なり!
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌