『全てを深く見つめよ!』
友よ
その病み(闇)を
知らずして
それに対応することはできないように汝が汝自身を知らなくしては自分にも対応できないのである。
友よ
例えば怒りと言うものの全てを知らずしてその怒りに対応できるであろうか!
できないのである。
ゆえに神仏は
みなその怒りを捨てなさいと教えるなり。
しかるに
怒りを捨てなさいと言っても、
怒りそのものを否定する事でも
その存在を一方的に悪なるものと決めつける事でも無いのである。
その怒りをよく見つめて怒りをよく知る者ならば
怒りの感情に負ける事無くして
それを制しそれを正しく用いられるので、それを否定する事も、ただ悪であると言う事も無いのである。
その怒りの感情
あるものを否定するものではなく、それを迷いたる者には見つめる事も
理解する事もできないから、
それを捨てなさいと言うなり。
ゆえに
人々はもっと
心、
感情それそのものを見つめ
考え、
知る事が大切と教えるなり。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌