『経!』
経とは、
命の道にして、
天地大自然全ての道と知る事なり。
経の字義と釈せば地一切と合せ結び連ねる事なり。
すなわち、
色であり地大であるその命とひとつに合せて、結び
連ねる道にして、その教えこそを経と言うなり。
しかるに、
この天地の一切と結び連ねて、
一となす事こそが大切なり。
例えば、
その命と青空と一と合せ結び連ねて一如となすのがこれ経となるなり。
一輪の花と一体に命を結び合せて一となして命と読むはまたこれ経なり
この天地の一切と命とを一如一体となして道を読むゆえに経となるなり。
一命の内外の経を読むに一と合せて一と読めとは教えるなり。
すなわち、
経の一字は
一切と連ねてこそ真実となるに、
分断したり対立したりすれば、
経の一字義の本義に反すると知る事なり。
全ての命と、
結び連ねるを命となして、そこにおいて一如と合せ、命となす事こそ大切なり。
しかるに、
イスラ一ムだろうがキリスト教だろうがヒンドゥ一教だろうが、
神道だろうが、
一字一経の上に一とならずんば、
経の本義に反するなり。
ましてや、
仏教の経においてその義に反して、経を対立して
争うならば、
一字も読めぬことと同じなり。
経の一字は、
一切経なりて、
天地一切を合せて一と教えるなり。
一字即全とならずして真如の経とは申せぬなり!
例えば、
空の一字を説きても、全となるに、そこに経の真実が成りゆくなり!
この一義一切の経こそ実と読めと教えるなり。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌