『真実の宗教を滅ぼすは人類の滅び!1』
真実の宗教が
栄えれば命と世界は光明と輝き、
真実の宗教が衰退すれば命と社会は迷苦の闇と乱れる。
その人にとって最も大切な宗教を滅しようなどと言う思想がはびこる時、人々にとって最大の不幸がはじまる。
人類にとって真の宗教こそ最も大切なるものと決して忘れてならぬと知る事なり。
真の宗教を滅ぼす事は人類の滅びへの道である。
宗教こそ人類と命にとって絶対不可欠にして最も大切なるものなのであるから、命と道を生きている人々はこれを忘れてはならない。
人類の心から宗教を切り離す事は絶対にできないのである。
全ての人は
その命の奥に皆、宗教の命を持っているのであり、
祈る心を持っているのであるから。
宗教を破壊し、
滅ぼさんとする者達は、人類を滅ぼさんとする者達である。
人は宗教によって生まれ、宗教によって成長し、完成できるのであるから。
人は、命とは即宗教であると気づかなければならないのである。
これを忘れて、
宗教を滅ぼし破壊する思想を広め、それを行う者達は自らと他とを破壊し、滅ぼす者と言うのである。
真の宗教とは命そのものである。
宗教を滅ぼす事はゆえに命そのものを滅ぼす事である。
その命において
一番大切なるものをすてて、仮有にして意味なきものに迷するならば、その者達を天上天下第一の愚か者と言うなり。
その者達も
また自らの心の奥に祈る心、手を合わせる心を持っている事を思い出せと言うなり。
宗教は全ての人々が魂の奥深くにおいて希求するものである。
人の命は
そのように造られ、そのようになっているのである。
それは人の人としての命の道だからである。
人は宗教によって育てられ、
生まれ、
完成するのであり真実の命と生まれゆけるのであるから。
人よ、
自らの道と命を棄ててはならない。
宗教を破壊するような者達の煽動に決して乗ってはならない。
それこそ自他を滅ぼす大因となるのであるから。
宗教を
破壊する者達を
悪中の悪、
邪中の邪、
愚中の愚、
迷中の迷これと言うなり。
その本源のところで人の命は宗教とひとつなのであり人の命からその真実の宗教を取り去る事は絶対にできないのである。
命の一大事こそゆえに忘れてならぬと教えるなり。
太陽の法嗣
大日 天光子
合掌