『人は迷っている時!』
人は迷っている時この世の中で一番小さな存在であり、目覚めればこの宇宙の如く、大きな存在となるのである。
迷える人々は、道の一本の草花、一個の石より、劣るのである。
目覚めれば、宇宙意識、大いなる天の意識とひとつにもなれるのである。
人は、小さな存在なり!
そして、大きな存在である!
最小、最大なる存在、これも人である。
神の社は神の家であり、万民の集う、万民の家である。
仏の寺院は、神仏の家であり、万民の集う、万民の為の家である。
神の社、仏の寺院に本来個の家など無いのである。
それを人は見失うのである。
そのような者達には、真の法も、神、仏の存在も、この世界の真理も、なにも知り得ないのである。
この天地は神仏の家であり、万民の集う、万民の家である。
ゆえに本来なに一つ個人の物など一切無いのである。
それを人は見失うのである。
全ては神仏より仮に与えられたものなのである。
人は全て裸で来世へと旅立つのである。
もちゆく命は心、魂だけなのである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌