めざめの朝『夏を越え 往きつく 道や 彼岸かな』冬を乗り越えて春を得る。しかしその春に浮かれて夏の来るのを忘れていたら秋の実りを得る事ができない。梅雨に力をたくわえて夏の厳しさを乗り越えてゆくから秋の荘厳を得られる。冬と夏を此岸とすれば、春秋は彼岸である。暑さ寒さのない彼岸、自然と共に命の彼岸をそこに教えてくれている。人生もまた同じように生きられたら幸いである。太陽の法嗣大日天光子合掌