めざめの朝 | 太陽王法の会
『菜の花の 咲く土手に立ち 花とつむ』


土手の河原一面に菜の花が咲き、よき香りを満たしてくれている。その土手に立って、菜の花の新芽をつんでいると、たくさんの人々が集まってきて同じように新芽をつみ出した。互いに顔をあわすとにっこりと微笑み、また夢中でつんでゆく、毎年くりかえされるその景色、ゆっくりとながめて一人微笑んでいた。


太陽の法嗣

大日天光子

合掌