めざめの朝 | 太陽王法の会
『怒る顔  鏡に映して 鬼を見る』


短気でなんにでも腹を立てて怒ってばかりいる自分を見た事のない人々は、たくさんいるだろう。怒りは修羅の心と仏は言う。怒りゆえに人はまた争い苦しむのである。その怒る自分が鏡に映ったのを見た時、その姿が鬼のように見えた。静かに坐って己の心の鏡に怒りの自分を映し見た時、やはりそこに鬼がいた。鬼もまた自分と気付いた時、怒りの心は去った。



太陽の法嗣

大日天光子

合掌