『矯正の正道・獄と救い!8』
悪道難伏の者に対して三昧の縄をもって縛し、そこに覚めを与えて救いとるはこれ、
大悲、
不動明王界の相これなり。
そこにおいて
悪心悪道の心を破りて、善心善道の心とかえすはその救いこれなり。
迷愚無明の命を破りて、覚道光明の命とかえすもその救いこれなり。
よく戒め、
よく払い清め、
よく洗い流して、よく正し帰して、
清浄本来の命と帰して、覚めた命と甦えらしむるはその救いこれなり。
この大悲救いのゆえにその命は命として道とかえり、救われゆくと知る事なり。
その救いのゆえに迷苦大海より脱け出て光明の広い世界と帰れるなり。
矯正の者達はゆえにこの大悲心、救いの心こそ根本となして命に植えよと言うなり。
その心をもちて真実道理にそいた正道正義をおこなうからこそ、そこにまた道が正しく立つと知る事なり。
されば正法をもって生きる心こそまた忘れてはならぬと教えるなり。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌