『乗っている心を知れ!』
その姿形や現象、うわべの形にのみそれを見るから真実が見えなくなる。
その上にどんな心が乗っているかを見ずして判断するから、その心そのものを見失うのである。
私の姿形だけ、おこす現象だけでいったいなにがわかると言うのか!
その上にどんな心が乗っているかを知らずして、人を決めつけて見るのは誤ちである。
他のもの、全てのものの一切に対してこれを見て、真実なるものを知りなさい。
自己をよく観察する事です。
そしてその形、営みにおいて、その上にどんな心が乗っているかを見つめて見る事です。
それを見て自分がわかったならば、その心こそを大切にして、美しき自分、愛ある自分、思いやりある自分、善なる自分と言うように、安らかな自分と完成してゆく事こそが大切である。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌