『近づきても離れても!』
人に近づけば近づく程、人は真の私が見えなくなり、人を超えて離れれば離れる程、人は真の私が見えなくなる。
ゆえに時に近づき、時に離れ、その人々の心にそって私は一つとなり共に迷いと入り、その心を考え、その心を癒し安らかならしめる事を思うのである。
その闇を知るには、その闇と入らずしてわからず、その泥を共にせずして、泥はまた洗えず!
闇を一としてその闇に光を射し、泥を一としてその泥を静かに洗い流してやる!
そこに一つになってゆくゆえに、道はまたなってゆくのである。
ゆえに、人に近づけば近づく程、人は真の私が見えなくなり、人と離れれば離れる程また、真の私が見えなくなるのである。
大いなる私の命は人が私の方に一つにならずしては、ゆえに見る事はできないのである。
太陽の法嗣
大日天光子
合掌