『我が弟子よ！』
「欲」という文字を見つめなさい。
「谷と欠ける」
と示されているであろう。
高い山ほど欠けたらその谷は深くなるのです。
誤つ欲が多ければ多いほど、
その谷は深くなり奈落の底に落ちてゆくのです。
あれも食べたい
これも食べたい
食に対する欲
あれも欲しい
これも欲しい
物に対する欲
地位欲
名誉欲
権力欲
人の限りない欲を考えてごらんなさい！
その欲の深さで落ちてゆく谷もまた欠けて深くなるのです。
全て
この世を生きる仮のもの！
仮の世界と気づかず、その欲のゆえに谷と落ちてゆくのです。
自分の中にある色々の欲を考えて見ましょう！
それが「欲」という文字を読み知ると言う事です。
自我欲を離れて他を思いやる。
全てを幸せにしてあげたい！
世界中を平和にしてあげたい！
闇の心、
その無智無明を無くし全てを光と帰してあげたい！
大きく大きく考えて生きていくのが神仏の側の命と生まれる事です。
真実の救世主は、
真の仏陀はそこにこそ生まれるのです。
その為に天地大自然の中に道を見、
命を見るのです。
全て自らの心が大切なのです。
その心が仏性、
神性なのですよ！
大きな愛
大きな慈悲心
これを忘れずもって生きるのですよ。
私は、
その心の大きさによって今の私と生まれたのです。
それが本当の神と生まれると言う事なのです。
今日は「欲」という意味を簡単に示しました。
「欲」が深い谷と落ちゆく原因であるという因縁を皆に教えてあげなさい。
そして無常の世界でどう生きたらいいのか考えましょう。
大日天光子
合掌
阿毘羅吽欠