はい。
玄関を開けるとそいつは見た目、新聞記者風の若い奴で、黒の防寒上着に黒のズボン、黒の重そうなバッグに黒靴という全身黒ずくめの強固ないでたち。首からはＮＨＫと印刷された巻取りペンダントを装着して、その紐の先にはＮＨＫの認識票がぶら下がっていた。
それを確かめたところ、実は受信料領収代行をしている株式会社の者だった。なんだよそれは。まあＮＨＫの委託会社なんだけどね。
男の持つ携帯端末がすごい
何と、私の銀行カードをスキャンすればで即支払いと引き落とし申し込みが出来てしまうと言うのだよ。新型ハイテクで武装して来やがったわけ。つまり現金の持ち合わせがなくて断られる前にその場で都市銀行ＡＴＭカードで支払えてしまうのである。
うーむ・・・
しばらく抗戦するが、先方は放送法第３２条という法律を持ち出して支払い義務（方送受信規約第５条）があるとか「裁判を起こしても今までお客様が勝てた例はありません」とかのたもう。言うね、いうねーー君いぃｗ
ついに支払い、落城ｗｗｗ
我ながらあっけなかったかなｗ
しかし男が持って来た怪しげなスキャナーで支払うのは拒否した。
だいたいね。人の玄関先で銀行カードをスキャンして暗証番号まで入力するなんて普通はやらない。そんな４桁程度の番号と口座番号ぐらいの入力記録はたった１Ｍバイトのメモリで何万件も保存できる。あぶなっかしくて誰が入力してやるかよそんなもの。
さらに銀行カードのスキャンで引き落とし申し込みが即座に出来るとか言うが、それも拒否ｗｗｗ 男の持って来た申し込み書を手書きする。
・・・。
くそぅ。７万取られた。
受信料滞納分と引き落とし申込書だｗｗ
引き落としは先払いだから、結局今月はいきなり８万の出費が発生した。
ううう・・・。