ダラダラと同様の賭けを何回も続け、
「回数を増やす」ことが「大数」に至る第一条件である。
★マイナス効果の出現
ルーレットの期待値94.74%
(100の投資に対して平均94.74%戻ってくる)
というのは、カジノの中で平均的な期待値とされる。
このルーレットよりずっと期待値の良いバカラや
クラップス、またはとてつもなく期待値の悪い
日本公営競技(競馬、競輪、競艇、オート)を
くり返しプレイしたとして、プレイ回数を100回、1000回、
10000回と回数を増やすと、トータルで収支がプラス
の人はどれくらい存在するだろうか。
ただし、話を簡素化するため、
どの種目も勝てば賭金が倍(程度)になる賭け方を
するものとした。つまりルーレットにおいては、
一数字賭け(36倍になる)などではなく、
赤か黒か、奇数か偶数か、前半か後半か、
といった賭け方、また、競馬においては
二倍程度の(本命の)馬券である。
また、計算の方法に関してはあとで説明する。
期待値75%(投資100に対して戻ってくる平均が75)の
公営ギャンブルはみじめなものである。
たった100回の試行でトータルの収支がプラスの者は
1%未満となる。
ほぼ全員がマイナスか、せいぜいイーブンどまりである。
『週刊ポスト』の勝ち抜き名人戦において、
たとえ名人といえども700レースもあれば
トータルで決してプラスにならない、という筆者の自信は、
永年にわたって統計学を教えてきた身にとって、
かけらも不思議なものではなかった。
計算する前から、遅くとも300回程度で
「大数の法則」による〈マイナスの効果〉が
(完全ではないにせよ)出現することは
確実であったからである。
また、期待値94.74%の(アメリカン)ルーレットでは、
1000回を超えるあたりでトータルの収支がプラスの者は
ほとんどいなくなる。
100回程度でもプラスの者は4人に1人しかいない。
バカラの「プレイヤーに賭ける」賭け方は
ルーレットの赤黒と同様、当たれば2倍、負ければゼロとなる。
しかし、期待値は(アメリカン)ルーレットよりはるかによく、
98.64%である。
この期待値はヨーロッパの一部における
「アン・プリゾン」ルールを採用しているルーレットと
ほぼ同じである。さておきバカラにおいても、
10000回で9割以上の者はマイナスとなるにせよ、
まだプラスの者が8%存在する。
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