定年後に趣味がないと焦る人へ|自分に合った楽しみの見つけ方 | 70'spapa - 人生後半をもっと自由に。

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「何か趣味を見つけなきゃ」と焦らなくてもいい

 

「定年後は、何か趣味を持ったほうがいいですよ」

そんな言葉を聞くことがあります。

確かに、仕事が忙しかった頃と比べると、これからは自分の時間が増えていく人も多いでしょう。

せっかく時間があるのだから、何か楽しみを見つけたい。

旅行でも、スポーツでも、習い事でもいい。

でも、いざ「何をしたい?」と考えてみると、なかなか思い浮かばない。

そんなことはありませんか?

周りを見ると、趣味を楽しんでいる人がいます。

ゴルフを始めた人。

写真を楽しんでいる人。

旅行に出かけている人。

地域の活動に参加している人。

そんな話を聞いているうちに、

「自分は何をしているんだろう」

「何か趣味を見つけなければ」

と、少し焦ってしまうこともあるかもしれません。

でも私は、趣味がすぐに見つからないことは、決して悪いことではないと思っています。

むしろ、これまで仕事や家庭を中心に一生懸命生きてきた人ほど、急に「あなたの好きなことは何ですか?」と聞かれても、すぐには答えられないのではないでしょうか。

何かに夢中になる時間がなかった。

やってみたいことがあっても、後回しにしてきた。

そんな人も少なくないと思います。

だから、今になって趣味が見つからないからといって、焦る必要はありません。

「趣味」を探そうとすると、かえって見つからない

「趣味を見つけよう」

そう考えると、何だか大げさになってしまいます。

趣味と聞くと、

「長く続けなければならない」

「人に言えるようなものが必要」

「ある程度上手にならなければ」

そんなふうに考えてしまうこともあります。

でも、本当にそうでしょうか。

最初から「これが一生の趣味になる」と思って始める人は、あまりいないはずです。

少し気になった。

一度やってみた。

思ったより面白かった。

もう一度やってみたくなった。

そんな小さな積み重ねが、いつの間にか自分の楽しみになっていく。

趣味とは、最初から探し当てるものというより、いろいろなことに触れる中で出会っていくものなのかもしれません。

「少し気になる」を大切にする

趣味が見つからないときは、「何が好きだろう?」と難しく考えなくてもいいと思います。

例えば、

・昔、一度やってみたいと思ったこと

・忙しくて諦めてしまったこと

・テレビを見ていて少し興味を持ったこと

・誰かの話を聞いて面白そうだと思ったこと

・若い頃に好きだったこと

そんなことを思い出してみるのです。

大切なのは、「続けられるだろうか」と最初から判断しないことです。

一度やってみて、違ったらやめてもいい。

思ったほど面白くなければ、それも一つの発見です。

自分に合わないことがわかれば、次に少し興味を持てるものが見えてくることもあります。

人生後半は、何かに失敗してはいけない時期ではありません。

むしろ、少し寄り道をしながら、自分が心地よいと思えるものを探していける時間でもあるのではないでしょうか。

新しいことを始めるには、少し勇気がいる

「興味はあるけれど、今さら始めてもいいのかな」

そんな気持ちもよくわかります。

知らない人の中に入るのは少し気が重い。

自分だけ初心者だったら恥ずかしい。

続かなかったらどうしよう。

新しいことを始める前には、いろいろな理由が頭に浮かびます。

でも、最初から大きな一歩を踏み出す必要はありません。

本を一冊読んでみる。

インターネットで少し調べてみる。

近くの教室を見学してみる。

体験会に一度だけ参加してみる。

それだけでも十分です。

「始める」というと大げさですが、「ちょっと見てみる」なら、少し気持ちも軽くなります。

私たちは、何かを始める前から答えを出そうとしてしまいます。

でも、本当に自分に合うかどうかは、少し触れてみなければわかりません。

趣味が、学びにつながることもある

例えば、本を読むことから始まることもあります。

あるテーマに興味を持って本を読む。

すると、もう少し知りたくなる。

講座を探してみる。

誰かと話してみる。

そんなふうに、一つの興味が少しずつ広がっていくことがあります。

定年後の学びは、資格や仕事のためだけのものではありません。

「知りたい」

「面白そう」

そんな気持ちから始めてもいいのです。

役に立つかどうかよりも、少し心が動くこと。

それが、これからの学びや趣味の入り口になることもあります。

趣味が、人とのつながりを連れてくることもある

趣味を始めたからといって、必ずしも友人を作らなければならないわけではありません。

一人で楽しむ時間も大切です。

でも、同じことが好きな人と出会うことがあります。

同じ本が好き。

同じ場所を歩く。

同じことを学ぶ。

そんな共通点があるだけで、自然に会話が始まることもあります。

人生後半になると、新しい友人を作るのは難しいと思う人もいるでしょう。

でも、「友人を作らなければ」と思って人と会うよりも、自分が興味を持てる場所へ行く。

そのほうが、結果として自然なつながりが生まれることもあります。

趣味には、楽しみだけではない役割があるのかもしれません。

新しい世界を知ること。

生活に少し変化をつけること。

そして、ときには新しい人と出会うこと。

そんな広がりもあります。

70'spapaとして思うこと

長年、多くの人と接する中で感じてきたことがあります。

人は、大きな目標を見つけたから急に元気になるわけではありません。

「今日はちょっと出かけてみよう」

「これを少し調べてみよう」

「一度やってみようかな」

そんな小さな気持ちが、生活を少しずつ変えていくことがあります。

趣味も同じではないでしょうか。

「これが私の趣味です」と、すぐに言えるものを探さなくてもいい。

今の自分が少し気になっていること。

昔、やってみたかったこと。

誰かの話を聞いて、少し心が動いたこと。

そんな小さな「やってみたい」を、そのままにしない。

ほんの少し近づいてみる。

それだけで十分だと思うのです。

趣味がないことを、焦らなくていい

定年後、時間が増えたからといって、すぐに新しい趣味が見つかるわけではありません。

そして、見つからないからといって、何かが足りないわけでもありません。

これから少しずつ、自分が心地よいと思えるものに出会っていけばいい。

大切なのは、「趣味を見つけること」を目標にしすぎないことかもしれません。

少し気になる。

ちょっと面白そう。

一度やってみたい。

そんな気持ちを大切にする。

趣味は、必死に探して見つけるものではなく、人生を過ごす中で、少しずつ出会っていくものなのかもしれません。

これからの時間に、何か新しい楽しみが加わればいい。

そのくらいの気持ちで、まずは小さな「やってみたい」を拾ってみませんか。