ロンジ写真館『蝶の眼薔薇の声』

その8


『官能』写真・文by ronji


官能は肉体に留まって居られないのです
もっとトロリとした脳の襞を夢見るように泳ぎ
いつか衰えたあなたの周りを浮遊するエーテルへと姿を変えることでしょう


『官能』文by 70rock


幼いころに遊んだ橇に刻まれた薔薇の蕾の文字。


薔薇の蕾。

薔薇の花びら。
閉じてはひらく赤い記憶。


快楽は善か。それとも罪なのか。


いつか生は終わり、
謎だけが続く。


私70rockと冷やし蜥蜴寫眞館 のロンジさん

とのコラボレーション、

ロンジ写真館『蝶の眼薔薇の声』の第3回です。


月曜の夜にロンジさんの写真と文章をアップ。

その写真と文章に触発されて私の灰色の脳細胞に生れた言葉を書きつけ

1枚の写真と2つの文章を週末の土曜or 日曜に再アップします。


その1『指輪』

その2『紫陽花』

その3『装置』

その4『Nine Lives』

その5『残暑』

その6『横浜ベイサイド』

その7『一人と二人の夜のものがたり』