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例えばね、
人が最期に見る景色があるなら
それを黒だとしよう。
そうしたら、始まりは何だろう
やがて黒になるのなら
やっぱり白なのだろうか。
曖昧な意識の中、最初に見るもの
光であって欲しいけれど
意識が薄れる中、最期に見るもの
闇だと信じたくない。
ならば、最期は黒でない方がいい。
広がる黒を止めるのは
僕か、人か、君か。
僕の世界、例え黒であっても
それを塗り替える誰かと
最期まで寄り添いたいな。
言葉は簡単で、僕を傷つけては癒して
素直な気持ちさえ消してしまうんだ。
君を想うたびに
言葉を飲み込んでしまうのは
きっとそういう事なんだろう
誰かを守るよりもはやく
己の殻に傷つけないように
僕は必死なんだと気づいた。
飲み込んだ言葉はやがて
僕の体外へでるのか、
君の脳へ伝わるのか、
殻からではわからないや。