例えばね、
 人が最期に見る景色があるなら
 それを黒だとしよう。

 そうしたら、始まりは何だろう
 やがて黒になるのなら
 やっぱり白なのだろうか。

 曖昧な意識の中、最初に見るもの
 光であって欲しいけれど
 意識が薄れる中、最期に見るもの
 闇だと信じたくない。

 ならば、最期は黒でない方がいい。

 広がる黒を止めるのは
 僕か、人か、君か。


 僕の世界、例え黒であっても
 それを塗り替える誰かと
 最期まで寄り添いたいな。