実話の映画化です。カナダで一番有名な画家モード・ルイスの物語です。
主役のサリー・ホーキンスと言えば、本ブログでも取り上げた「シェイプ・オブ・ウォーター」を思い出します。キャラクターも似ています。一見、内にこもった気難し屋のようですが、優しさとユーモアに溢れた人物。そして、時たま見せる笑顔がチャーミングで、これが最強です。この笑顔と同じ種類の顔をもった女優は、レネー・ゼルウィガーです。日本では誰でしょう、樹木希林とはちょっと違う、だいぶ古くなりますが、宮城まり子が近い気がします。
■予告編
■上から目線で失礼します:★★★★☆
イーサン・ホークがご主人役で、いい人ぶらない良い人役で、いい味を出しています。役得です。夫婦で歩くシーンが多用されていますが、二人の関係が少しづつ変化していく様、季節ごとの風景、セリフ無しで伝わってくる二人の温かい気持ちがこの映画のごちそうです。
■主人公モード・ルイスについて
■Google-Mapでモード・ルイスの家の跡(実物はノバスコシア美術館へ移築)