どんな映画でもそれ以前の作品の影響をうけて作られていると思います。ただ、いい作品ほど、そんな事は感じさせないオリジナル性を持っている気がします。

本作は、アメリカン・グラフィティとアメリカン・ビューティを合わせて、スタンドバイミーで包んでからミキサーでミックスしたのかなとすぐ思えてしまいました。もっともっと撹拌すれば、そんな事も考えさせないで観れたんじゃないかと。

主人公の両親、だめ親父の光石研さんと小うるさい母の濱田マリの定番ながら安定した演技で、物語は自然に進行していきます。大事ですね。

 

■上から目線で失礼します:★★☆☆☆

 

 ■物語の中心レンタルショップ「World」のある商店街