人がキレるときは
羨ましいとき
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5年前
私はまだ公務員で育児休暇中だった
その期間を利用して
地元の国立大教育学部の教授が主催する
「保育を語る会」という勉強会に毎月参加していました
その大学の研究室と保育提携をしている
県内のそうそうたる有名幼稚園の先生たちがズラリとそろっていて
なぜだかひょんなご縁で公式参加ではなく
潜り込み参加のような感じで毎月その場に座っていた
わー〇〇幼稚園の先生だー
わー⬜︎⬜︎幼稚園の主任先生だー
ぐるりと見回していくと
なんと
私が新採研修のときに「先輩先生と語る会」で同じグループの指導教諭だった憧れのＡ先生の姿があった
きゃーーー！Ａ先生だーーー！！
みると◇◇幼稚園主任教諭と席辞表に書かれている
◇◇幼稚園といえば
自然体験を重視して子どもたちをのびやかに育てる園として県内では有名だった
「今は主任教諭になってるんだー！
終わったらご挨拶に行きたいなー
新採のとき、先生のお話しを聞いて学ばせていただいたものですって伝えたいなー」
と思いながら会がスタート
みながそれぞれに保育の話をし
私が発言したあとだった
不機嫌そうに挙手をして
低めの声で語気を荒げて発言したのが
あの憧れのＡ先生だった。。。。
「それはあくまで理想の話ですよね
そんな理想、今の保育現場で
できるわけないでしょ」
・・・・・・・・
私「絶句。。。。。」
えええええええええええ！！！
どうしちゃったのＡ先生！！！！
べべべべべ別人じゃないか！！！
希望の塊でしかない子どもたちと共同生活していくのが保育者でしょ
その先生が
理想を語らずして
誰が理想を語るの！！？？！！？？
世界に無数にある職業の中の人で
理想を語るのに最もふさわしいのが
先生という仕事の人じゃないの！！？？！！？？
とにかくショックでその後の会のことはなんにも覚えてない
そして思った
思考は現実化するって本当なんだな
って
私はその時、熱く理想を語り合える最高の仲間と保育をしていた
朝まで保育について語り明かせる同志たちがいた
語れば語るほど
いいアイデアが湧いて
どんどん試してみて
体当たりで挑戦していた
その繰り返しが理想を現実にしていった
きっとＡ先生も以前は
理想に胸膨らませていたんだと思う
どこでどう歯車が違ったんだろう
どこかのタイミングで理想を封印したときがあったんだろうな
Ａ先生、しんどかっただろうな
完全にキレられた私だったけれど
Ａ先生の寂しさ、悔しさ、
そして理想を語る者への羨ましさ
いろんな心を感じた
こうやって人は
理想や希望をあきらめていって
本音がわからなくなっていくんだなぁって
Ａ先生の本当の本当の本音は
「そんなの理想でしょ、バカバカしい」
ではなくって
「そんな理想を語れる場があるんだ！
私も語りたい！」
だったんだろう
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昨日、Facebook投稿にコメントしてくださった保育者の方がいて
（この投稿ですケンカ後に引きづられる弟の本音）↓↓↓
その方が子どもたちの喧嘩を保育の現場でも
見守るだけでいきたい
って書いていて
「でもこれは理想なんですけどね」って
それを読んで
理想を語れるっていいなぁって
それで懐かしいキレられたエピソードを、思い出したわけです
現実と理想はぜんぜん違うかもしれない
でも
だからといって理想を自分の中で葬り去ってしまったら
現実に飲まれていくだけ
理想こそ本音なんですよね
心で描いている理想
と
頭をもたげている現実
これをつなげて現実をかえていくのが
セルフチューニングです
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本音にピントを合わせて
愛の溢れる私になる
セルフチューニング
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暮らしとともにセルフチューニングするエッセンス🌱
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