先日のこの投稿に質問がきたので
解説してみたいと思います^_^
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質問
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兄弟ゲンカを見守るって具体的にどうしたらいいんでしょうか？
ケンカを遠目に見てること？
言いにきても聞くだけ？
まだまだ修行中。
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おはようございます。
保育家の新田純子です♫
保育家とは
「らしさ」を保つ育て方の専門家です。
「兄弟ゲンカのおさめ方」にいただいた質問にお答え①
質問
↓↓↓
兄弟ゲンカを見守るって具体的にどうしたらいいんでしょうか？
ケンカを遠目に見てること？
言いにきても聞くだけ？
アンサー
兄弟ゲンカを見守るって
見てるだけ
ってことです。
以上。（笑）
がしかし、
今まであれやこれや口をだしてきているので
「見てるだけ」
をやり始めた最初は
子どもは当然ママはなんか言ってくれると思ってますんで
なんか言いにきます。
「ママー！お兄ちゃんが〇〇してるよー！ダメやよねー」
みたいな。
・告げ口してきます
という別の方からの質問もありましたが
これも同じです。
要は
ママが解決、成敗してきたからなんですね。
だから
ママに案件をもってくる（笑）
何か言いにきたら華麗にこう言ってください。
「ふーん。」
「で、あなたはどうしたいの？？」
・・・・・。
はじめはきっとポカーンでしょう。
今までは
「それはあかん！！！こらー！お兄ちゃん！💢ちょっと来なさい」
って言ってきたわけですから。
でもですよ、よーくよーく考えてみてください。
その子が嫌に感じたんなら
その子しかどうして欲しいのか
はわからないはずなんですよ。
ママがその子の心にイタコのように乗り移ることはできない。
だから、それはその子を助けてるんじゃなくて
その子の表現のチャンスを奪ってるっていうわけです。
兄弟ゲンカは当事者同士のコミュニケーションのひとつです。
コミュニケーションは必ずフィフティフィフティ50:50。
たとえ一方的にやられているように見えても
50:50です。
やられている方がかわいそうに感じるのは
やられている側を見て
・この子は自力で自分を守ることができない
と決めてしまっていることになります。
そうでしょうか。
本当にそうでしょうか。
本当になにもできない？？？
社会に出て、どんな人になって欲しいか。
やられたら誰かに告げ口して
やられっぱなしで
自分では何にもしない
こうなって欲しいでしょうか。
なんだか寂しいですよね。
他人任せな人生。
なにかが起こって嫌な気持ちになったら
自分で言ったらいいんです。
「私はそれをされると悲しいです。
やめてください。」
って。
泣きじゃくってるかもしれないし
叩き合ってるかもしれないけれど
大丈夫です。
気持ちが着地するまでは本人の時間です。
本人が引き際を決めます。
そこまで待ってみてください。
勇気を出して待ってみてください。
気持ちを出し尽くすと
次は
〇〇して欲しい
の望みがでてきます。
「本当は楽しくあそびたかったのに
なんでこうなったんだろう」
って考え始めます。
気持ちが凪になったときに
存分に相談に乗りましょう。
人生のちょこっとだけ先輩として。
ケンカは感情の波乗りです。
感情には自分固有のリズムがあります。
そのリズムを自分で確かめているわけです。
ついつい
泣き叫んだり、手が出るとママの心がザワザワすると思います。
でも大丈夫です。波乗りしているだけです。
一度、そのまま、見守ってみてください。
きっと違う景色が見える。
※次回は
子どものケンカに心がザワザワするときのおさめ方を書いてみたいと思います^_^
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